榊原 英資の「インドIT革命の驚異」を読んでいる途中。
実際にウィプロの営業やタタと仕事をしているので、非常に面白い。
出版が2001年だが、インドの世界的なプレゼンスは非常に向上してはいるものの、やはりオフショア先進国のようなイメージしか抱けない。
知らないだけかも知れないが、インド発のサービス(付加価値のある商品)というのはドッグイヤーの今日において、かつあれだけの人材を保有しながら8年近く生まれないのは、重要な何かが欠落しているのでは無いかとも思う。
例えばIT先進国を標榜しながらも、インド側の回線品質が非常に悪いために、電話会議の効率が非常に悪いのは真っ先に改善しておくべきではなかったか。インド躍進の秘訣が非常に困難な受験戦争による人材育成程度では、所詮日本の二の舞な気がする。個々人のポテンシャルや教育というインフラがあるにも関わらず、米国の後塵を拝しているのは、人海戦術によってソフトウェア開発を行ったこと自体を国家の威信としてしまっている部分に根源があるのでは無かろうか。また、英語能力の高さなども植民地時代の遺産であり、決してインド本来の気高さや優秀さということとはひとつ違う話だろう。
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